TRUCK FURNITURE BACKSTORIES by TOKUHIKO KISE

LABORATORY SHELF

February 11 2015

よくいろんなものを拾った。
以前は大型ごみの日が定期的にあって、宝探しの気分で町内を回っては、誰かにとってはごみでも
自分にはキラリと輝くものを見つけていた。

家に持ち帰り、そのままでも馴染む時もあれば、どこかしっくりこない時もあり、
そんな時はペンキで色を塗ってみると、ふと馴染むものになることもよくあった。

木目のある、いわゆる木の家具を作り、家の中を見渡すと当然自分の作った家具が増えていく。
そんな中に、以前どこかで見つけ、白に塗りつぶした棚があるとヌケがいいことを知っていた。
白い壁と同化した棚に、白から茶系の、いつも目に入るところに置いておきたいものたちを置くと
すごくいいことも知っていた。

ふと、思った。たぶんこんな棚、自分以外にも欲しい人は多いのでは。
でも、どこかに売っているかといえばそうではない。

板の厚みのこだわり、素材感がでるように塗装する前の下地を加工、
脚は安心感のある鉄で固めた。

コレクションを並べたり、食器棚としてお皿やグラスを並べたり、本を入れても、タオルやリネン類を
積み上げてもいい顔に見えるはず、そう見えるように入れ方をあれこれ考えるのも楽しいと思う。

TRUCK FURNITURE_ 260. LABORATORY SHELF